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RSウイルス ヒト・メタニューモウイルス

RSウイルス ヒト・メタニューモウイルス
RSウイルス、ヒト・メタニューモウイルスは、気道粘膜表面から浸潤性に広がります。そのため気道粘膜の弱い乳幼児や、粘膜の繊毛運動の機能が弱くなり、粘膜の修復機能が落ちてきた高齢者が下気道で細気管支炎を起こして呼吸困難などで重症化しやすくなります。日本では医療保険お手数ですの関係で最も簡便なウイルスの検査である抗原検査の保険上の適応はRSウイルスで1歳未満、ヒト・メタニューモウイルスで5歳以下となっています。成人でもPCR検査の適応はありますが、成人での検査は一般的ではありませんので、実際に市中で流行するよりもその状況が把握しきれないです。高齢者の市中肺炎の中にはRSウイルスの割合は各種の報告よりもい多いものと考えられます。以前はRSウイルスが秋から冬に流行し、ヒト・メタニューモウイルスが春に流行する傾向があったのですが、新型コロナの流行初期には全ての感染症の流行が無くなった影響でRS、ヒトメタともに流行は無くなったのですが、ここ2年程、両者ともに季節に関係なく発生している印象があります。耳鼻科関連では、RSウイルスで小児の1/2が中耳炎(ウイルス性鼓膜炎)を、ヒト・メタニューモウイルスで同じく1/4が中耳炎を続発すると報告されています。当院ではこのあたりの状況にも注意しながら診察を進めます。
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